頑張れアビスパ福岡
サッカーJ2のアビスパ福岡がJ1昇格へ、負けられない戦いを続けている。20日、湘南を1-0で下し6連勝。得失点3差で山形を抜き、入れ替え戦切符を手にできる3位に再浮上した。明日(23日)はホームで鳥栖戦。そして最終節(27日)に山形と直接対決が待っている。昇格へは過酷な試合の連続だ。
サッカーJ2のアビスパ福岡がJ1昇格へ、負けられない戦いを続けている。20日、湘南を1-0で下し6連勝。得失点3差で山形を抜き、入れ替え戦切符を手にできる3位に再浮上した。明日(23日)はホームで鳥栖戦。そして最終節(27日)に山形と直接対決が待っている。昇格へは過酷な試合の連続だ。
劣勢が伝えられていたライブドアに“吉報”が届くことはなかった。堀江貴文社長は記者会見で「選ばれないというネガティブな考え方はなかった」と繰り返した。やりたいことが、いっぱいあったのだろう。10月に行われたヒアリングで「試合中継のネット配信。有料視聴者はカメラ切り替え可。選手の試合中談話も」などとIT企業らしい営業アイディアを披露。ベンチ内にカメラを設置したい、などとも発言していた。
「レギュラーシーズン133試合は無意味だったのか」。居酒屋で、屋台でそんな白熱した議論を耳にする。パ・リーグで今季から導入されたプレーオフ制度に関しては、ファンの間でも意見の分かれるところだろう。2位西武と4・5ゲーム差をつけて1位でシーズンを終えたダイエーが、プレーオフで苦境に立たされたとなれば、ダイエーファンの気持ちも一層、理解できる。
野球は得点を競うスポーツだ。だが、27日夜、プロ野球が、ただ1試合行われているヤフーBB球場には、得点の行方より大切な何かを求める選手、ファンの姿があった。
対峙する近鉄とオリックス。合併する運命にある両チームは、監督、コーチ、選手そして、裏方さんまでもが、不安を抱えている。
チームメートという美しい響きもこの日限り。すぐに残る選手、そうでない選手が峻別が始まる。新監督の名前も報道された。
もちろんファンが目にするグラウンドでのユニホーム姿も最後。マスコット人形も同じだ。すべてがもの悲しい。
市場経済の判定が、この合併に直結したのだろう。今、試合は8回表。しばし、パソコンから目を離し、テレビ画面に向かい合う。数々の感動を与えてくれた両チームを胸に焼き付けるために。
ダイエー松中の3冠達成が「ほぼ」確実となった。44本塁打で並んでいた日本ハム・セギノールが、オリックス戦でアーチを架けることができなかったためだ。
素直に喜びを表現していいのかどうか、というのが松中本人の気持ちではないだろうか。この日、ストに伴う「代替試合」を開催するか、中止するかの結論が、週明けの27日以降に持ち越された。もし、実施されたら残り2試合の結果で雌雄を決することになる。
松中だけではない。この日、プレーオフ出場を決めた? 日本ハムも代替試合が実施されると、これもひっくり返る可能性がある。セ・パそれぞれの連盟の動きはあまりに鈍い。少なくとも、この日の日本ハム対オリックス戦の前までには決断し、発表すべきだった。
特にパ・リーグは10月1日からプレーオフが始まるなど日程が厳しく、代替試合の実施は非現実的。選手会の古田会長も、代替試合実施には否定的な見解を示している。
野球は数字を競うスポーツだ。その大前提となる総試合数が決まっていない。釈然としない決断だ。
事実上の福岡ドーム最終戦を劇的なサヨナラで制したダイエーナインが試合後、場内を一周した。レギュラーシーズン1位の喜びを、4万8000人のファンと分かち合うためだ。その列の中に、はにかんだような笑みを浮かべる杉内の姿があった。
この日、出場選手登録された。4回2死一、二塁の場面で6月1日以来、114日ぶりとなる1軍登板を命じられた。最初の打者こそ内野安打を許し満塁とされたが、続く小笠原を三振に仕留め無失点で切り抜けた。そこから4者連続三振。終わってみれば3回1/3を3安打1失点。まずまず合格点の内容だった。
情けなく、苦しかったはずだ。6月1日、ロッテ戦(福岡ドーム)に先発したが2回7失点。悔しさを抑えきれなかった。一塁側ベンチへ戻るなり、イスを右手コブシで殴りつけた。続けざまに利き手の左手にもコブシをつくる。左手をイスに落とす直前、城島が危険を察知し「利き手はやめろ!」と叫んだものの、「暴挙」にブレーキがかかることはなかった。
診断の結果は「両手の第5中手(ちゅうしゅ)骨骨折」。厳しく言えば、プロとしての分別を欠いた行動だった。が、それほどの激情を持った男でないとプロの世界は生き残れないと言えば、言い過ぎだろうか。若さゆえ、感情の矛先を、間違えただけだ。
今後は2軍練習試合で調整し、プレーオフへ備えるという。昨秋の日本シリーズMVP左腕の活躍を心待ちにしたい。
プロ野球ストライキ明けの20日と21日、パ・リーグでエキサイティングな試合が展開された。札幌ドームの北海道日本ハム対福岡ダイエーホークス。プレーオフ出場を狙う日本ハムは、新庄らの活躍で熱戦を制した。
筆者はCS放送でテレビ観戦し、二転三転する試合展開に一喜一憂した。が、この2戦。地元の北海道、福岡の地上波で、リアルタイムで放送されることはなかった(北海道では深夜0時45分から録画放送されたが)。民放各局は、今回のストライキ問題について数多くの討論番組を放送した。その中で必ずといっていいほど指摘していたのが、地域密着だった。Jリーグ、メジャーリーグを例にしながら、いかにプロスポーツと地域が結びつくことが重要であるかを説いていた。
しかし、現実に映されたのは「中日対巨人」の全国ネット放送。スポンサーの問題、何より編成の問題など、難問が山積しているのは理解する。だが、多大な影響力があるメディアには、それなりの義務と責任も伴う。福岡では、巨人戦を差し替えてダイエー戦を放送することがしばしばある。また、編成が比較的自在なテレビ東京系のTVQなどがダイエー戦を少なからず放送している。放送関係者が大切にする視聴率も、巨人戦を上回ることの方が多い。
地域密着、ファンあっての、などと美辞麗句を並べるのはたやすい。デジタル放送時代となり、コンテンツに悩む地方放送局は、かなり大きな財産の存在を、実寸で理解する必要があるのではないか。
楽天が15日、球団経営に参入する意向を固めたことに、球界からは歓迎する声が上がっているようだ。
(http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040915-0050.html)
阪神野崎社長「成長力もあるし、しっかりした会社という認識。わたしは大歓迎。会社として合格点に達してるのではないか」
中日西川社長「この規制緩和の時代に、新規参入の条件に私がどうこう言うのはいかがなものか。しかも楽天のように社会的に認知されている企業をどうこう言うのはおかしい」
業界活性化に新たな血は不可欠だ。しかし、気になるフレーズが、必ずといっていいほど存在する。「しっかりした会社」「認知されている企業」。つまり、現在プロ野球経営に参画する企業から見て、大丈夫な会社かどうかが、大きな判断材料になっているという点だ。
社会的評価、社会的認知度を高めるには、それ相応の時間を必要とする。ただ、大切なことを歴史は教えてくれる。ソニーだって、ベンチャーだった。今でこそ経営に苦しんではいるが、全盛時代のダイエーだって、その黎明(れいめい)期には老舗の百貨店からは一歩下に見られていたのを誰も否定しない。
野球界は、ごく一部の人しか利用できない高級料亭ではない。いちげんさんお断り。ただのお金持ちではだめ。しっかりとした社会的地位がないと、なんて言っていれば、圧倒的多数である庶民からそっぽを向かれてしまう。
ホークスの主砲・松中が球界として18年ぶりの三冠王に突き進んでいる。13日現在、打率3割5分7厘、打点115、本塁打43本。すべての分野で単独トップに立っている。
松中や、彼が師と仰ぐ巨人小久保を見ていて思った。乱暴な表現になるが、彼らは練習を苦にしない。いや、練習が好きでたまらないのだ。小久保がダイエーへ在籍していた当時の春季キャンプ。午後3時過ぎに全体練習が終わると、トレーニングルームへ直行する。筋力トレを約1時間。それが終わると、打撃ケージか、グラウンドへ向かう。グラウンドではロングティーを百球単位で黙々とこなす。汗がしたたる。若手選手がすべて引き上げても彼らの練習は終わらない。
ヘトヘトに疲れているはずだ。たまには早く練習を終え、冷たいアルコールで喉をうるおしたいと思うこともあるだろう。しかし、確実に、毎日、彼らは最後まで球場に残り、黙々と「日課」をこなす。見ている方は、その姿に悲壮感すら感じる。
しかし、本人たちはそう思っていない。あっけらかんと、笑みさえ浮かべつつ言う。「だって、練習しないと打てないし、不安じゃないですか」。野球が好きなんだ、と思った。だから、楽しんで練習し、試合でも心のどこかで楽しむ余裕があるのだ。
筆者なりの結論はこうだ。一流といわれる人は、ごく一部の天才肌の人を除いて、徹底的に準備をする。そして、それを苦にしない。好きだから妥協なんて存在しない。
暗い話題が先行する今の球界だが、松中の三冠達成という、とびっきり明るいニュースを心待ちにしたい。
古田会長を筆頭とする今回の一連の活動で、わずかに1点、しかし、重大な1点に疑問を持っている。
それは、経営難を理由に機構側が合併に進む中、組合がそれに疑義を唱えることができるのかどうか、ということだ。
一般の会社組織を例にとると分かりやすい。自分の勤める会社が経営的に厳しくなった。経営者は、このままでは倒産する可能性が大と判断し、同業者との合併を模索した。その動きに組合が合併拒否、あるいは合併凍結を申し出たということになる。
善意の経営者は組合同等か、それ以上に会社の単体での存続を願っていると考えるのが一般的だ。ところが財政破綻をきたしていれば、どうすることもできない。選択肢は合併か倒産かの2つにしぼられる。生き残る道は合併しかない、と判断するのは経営判断で、そのプロセスはできるだけ組合に説明する必要はある。が、そのつど組合の了承を得ながら進捗させる必要はないし、そんな時間もないというのが本音だろう。
プロ野球は特別な世界であることは否定しない。しかし、興行の世界でもしばしば、こんなことは生じている。大阪道頓堀には、ほんの少し前まで多くの寄席(劇場)が存在した。だが、観客減、設備の老朽化などで「道頓堀五座」として親しまれてきた5つの芝居小屋のうち3つが閉鎖へ追い込まれた。
このとき、上方芸人にストライキの選択肢はあったのだろうか。水面下の動きは承知していないが、表立ったスト行動があったとは記憶していない。
プロ野球選手会の要望で、最も重視しているのが合併凍結だ。単純に選手会の思い、気持ちは痛いほど理解できる。しかし、組合活動としては、そぐわない部分があると感じているのは筆者だけであろうか。
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